今回は、株式会社MEJ 代表取締役の古賀徹 様が展開しております、チャコールクレンズコーヒー『C COFFEE (シーコーヒー)』の導入事例をご紹介します。
LPO (CVR改善)・ブランドサイトの集客についてご相談いただき、弊社のLPO・SEOコンサルティングサービスをご契約いただきました。
課題①:現担当が、広告運用や代理店とのやり取りなどで手一杯で、LPOに注力できていない
課題②:ブランドサイトの運用ができておらず、顕在層を取り逃している
対策 :毎週LPOを行い、ブランドサイトの最適化をする
- C COFFEE (シーコーヒー) とはどのような商品か
- 昨今の課題、どのようなサポート内容を期待して契約いただけたのか
- 具体的にどのような改善を行ったのか
- C COFFEEの今後について
C COFFEE (シーコーヒー) とはどのような商品か
C COFFEEとは、クレンズ効果の高い食用のチャコール (炭) や、生きたまま腸まで届く有胞子性乳酸菌を使った、ダイエットサポート商品です。
余分なものはカラダの外へ、美容と健康に良いものだけをカラダにプラスします。
自分らしさを大切に、シンプルに生きる全ての人へ贈る、ダイエットの新しい選択肢として多くの人に選ばれています。
公式サイトに寄せられるお客様の喜びの声も多く、他商品と比べても、購買後の満足度が非常に高いという印象があります。
D2C企業は、継続率やLTVといった観点から、年齢が高めの層をターゲットにしている企業が多いです。
しかし C COFFEEでは、最初の戦略段階から 20~30代向けの商品を、InstagramやTwitterなどのSNSを活用して販売しています。
若年層を巻き込みSNS上で拡散してもらうためには「映える」ことが大切なので、チームにプロダクトデザイナーを入れ、おしゃれでハイセンスな商品開発が特徴です。
インフルエンサーの方々と提携し、Instagramを中心にUGC (口コミ) が多く発生しており、それを目にしたユーザーの購買の後押しに繋がっています。
どのようなサポート内容を期待して契約いただけたのか
当時、『担当者が広告運用の実働に時間を割いてしまい、LPOまで手が回らない』という課題があり、そこで、弊社ジェネマーケがLPOを回す役割を担うことになりました。
C COFFEEでは、役員以外がすべて その道のプロ人材への業務委託で成り立っているため、「彼らと連携してLPOを高速で回してほしい」という期待を込めてご契約いただきました。
現場で考え判断し、都度実行していくため、状況に応じて柔軟に対応し、優先順位を決めてA/Bテストを行いました。
また、LPOのPDCA以外にも、これまでのコンサルティングの知見・経験を活かしたご提案をいただきたい、というご要望も合わせていただきました。
具体的にどのような改善を行ったのか
まずは、現状のLPのコンテンツを確認、各数値の把握を行っていきました。
過去に行ったA/Bテストの状況は、各担当のみが把握してチームで共有できておらず、ブラックボックス化していたため、細かくヒアリングを行いスプレッドシートにまとめました。
Googleオプティマイズのデータを分析し、テストごとの『総括・備考』を記載し、成果に直結した要因を分析しました。
過去に行ったA/Bテストを下記のようにまとめていくことで、結果を可視化し、チーム全員が共通の認識を持って業務にあたることができました。
CVRの詳細は改善数値は、クライアント様の要望で非公開とさせていただきますが、A/Bテストの前と後の改善幅を記載いたします。
- 【A/Bテスト①】CVR:1.25倍に上昇
- 【A/Bテスト②】CVR:1.38倍に上昇
- 【A/Bテスト③】CVR:1.18倍に上昇
細かいA/Bテストで短期的なCVRを改善しつつ、大幅なCVR改善のため 数ヶ月置きに新規でLPを作成し、日々ブラッシュアップを行いました。
チームにデザイナーが在住している利点を生かし、即ワイヤーに起こして依頼をすることで、遅滞なく反映することができました。
LPOに取り組みつつ、他の数値を分析していると、ブランドサイトが顕在層を取り逃していることに改めて気づきました。
ブランドサイトに、顕在キーワード (例:C COFFEE 〇〇) の対象となるランディングページが用意されていないと、アフィリエイトサイトなどに顕在層が流れてしまいます。
狙うべきキーワードを一覧化し、
- 上位表示できているか
- 現在の検索順位
- どのような対策を行うべきか
を明確にしていきました。
WordPressの知見があるプログラマー・デザイナーと協力しながら、サイト構造の最適化や各コンテンツ制作などを行っていくことで、各キーワードで上位に表示されるようになりました。
中長期的に考えると、顕在層だけでなく潜在層も獲得していく必要があるので、平行してコンテンツマーケティングを実施しています。
商品と親和性のあるキーワードを中心に上位表示されることで、より多くのユーザーに認知され、購買に結びつけることが目的です。
候補となるキーワードをグルーピングし、優先順位をつけて記事化しています。
顧客獲得の壁にぶち当たった際、潜在層へのアプローチがボディーブローのように効いてきますので、直近のCVR改善のみに囚われず、中長期的な目線で各施策を提案しています。
C COFFEEの今後について
C COFFEEは、ドラッグストアなどのオフライン店舗にも展開しているものの、アプローチできていない層はまだまだあります。
そのような層に、新しいライフスタイルの一助として商品を知ってもらうために、今後も様々な施策を行う予定です。
引き続き、C COFFEEのマーケティングの一端を担えるよう、チームのスタッフと連携し、ブランド認知・CVの最大化を目指します。