弊社:
こんにちは!株式会社ジェネマーケ代表の久野です。
本日は、株式会社SUPER STUDIOの取締役CRO 真野さんに『ecforce』の魅力ついてお話を伺います。
真野さん:
宜しくお願いします。
1987年、東京都生まれ。
学生時代からITベンチャー企業にインターンとして入社し、新規事業の営業に従事。
同社の急成長に貢献し、東証マザーズへの株式上場を機に退職。
2014年12月24日に株式会社SUPER STUDIOを代表林・花岡とともに共同創業。
自社サービスであるD2C特化型ECカートシステム「ecforce」を広告宣伝なしで100ショップ様に導入。現在はCROとして企業間のアライアンスをリードしている。
弊社:
まず『ecforce』とは、どのようなサービスですか?
真野さん:
一言でいうと「D2C事業者向けのSaaS型EC基幹システム」です。
広告管理、物流・決済システムとの連携機能が充実しているシステムとなっております。
弊社:
ecforceを開発した経緯を教えてください。
真野さん:
SUPER STUDIOは、ecforceを立ち上げる前に、EC事業を自社で運営していました。
その際に、様々な基幹システムの活用を検討したのですが、自社の要望を叶えられるものが少なく、悩んでいました。
そこで、売上を最大化させるために、必要な機能をすべて反映させたものを自社で開発しよう!…と思ったのがきっかけです。
弊社:
他社の基幹システムと比較した際に、どのような点が強みとして挙げられますか?
真野さん:
- 他社の基幹システムと比べ多機能である点
- かゆいところに手が届くという点
が強みとして挙げられます。
先ほどお伝えした通り、弊社は元々EC事業を自社で運営していたため、その時に必要だと感じた機能を、すべてシステムに反映しています。
ですので、他社様よりも事業者目線で開発できていると自負しています。
弊社の基幹システムは、
- サイトを構築するCMS
- ECカートシステム
- 広告管理機能 (詳細な広告計測ツール)
を一元化できることが強みです。
昨今のD2Cは、Webマーケティングの最適化 (CVの増加・CVRの向上) が重要となっており、広告を出稿する上でデータ解析は必須です。
従来の基幹システムでは、『ECカートシステム』と『広告計測ツール』を別々に導入する必要がありましたが、それを一括で行うことができるため、非常に好評いただいております。
弊社:
たしかに、広告の計測のために様々なツールを導入しているケースが多く、工数がかかってしまう、という悩みはよく耳にします。
また、正確なデータが取得できず、実数との乖離が出てしまったり、計測タグの設置に時間を要する場合もあるため、一元化できるのは素晴らしいですね!
ecforceの導入数が伸びている背景について、お聞かせ願えますか?
真野さん:
初期の頃は、広告代理店様にecforceの広告管理機能が刺さったのが大きかったですね。
広告主側と広告代理店側でシームレスに連携することができ、成果に直結します。
D2C事業で広告を出稿する場合、ただ単に媒体に入稿して、それで終わりではありません。
LPの変更、タグの設置、A/Bテスト…など、毎日様々な検証を行う必要があり、広告主と広告代理店の併走は欠かせません。
ecforceは、売上を最大化するための機能が揃っており、導入していただける企業様は瞬く間に増えました。
弊社:
弊社ジェネマーケも、D2C全般の支援を行っているので、非常に共感します。
やはり、基幹システムとの連携が上手くいかないと、多くの検証を行うことができません。
Web広告の特性上、最初から勝ちパターンを見つけることは困難なので、日々A/Bテストを行い改善していく必要があります。
売上最大化に直結する広告管理機能は、代理店側としては非常に有難いです。
広告代理店様経由で導入数が伸びた後は、導入した企業様の口コミで、導入数が増えたのでしょうか?
真野さん:
おっしゃる通りです。様々な企業様に、口コミでシステムを広げていただきました。
とりわけ、BULK HOMME (バルクオム) 様は、リリース後の初期の段階から導入いただいていたのですが、代表の野口さんが業界に顔が広いこともあり、多くのご紹介をいただきました。
弊社:
EC界隈は横の繋がりが広い業界なので、本当に良いツールやシステムがあると、費用をかけなくても口コミで広がりますよね。
BULK HOMME (バルクオム) 様は、元々は別の基幹システムを利用されていましたが、どのような理由で切り替えを決断されたのでしょうか?
真野さん:
まず第一に、既存の基幹システムは、デザインの自由度が低いというボトルネックがありました。
BULK HOMME様は、ブランドの世界観を非常に重要視されており、基幹システムにもデザインの自由度を求めていらっしゃいました。
しかし当時は、
ブランドサイトはWordPressで構築、ECカート部分は別のシステムで構築しており、ブランドサイトからECカートへ遷移後にレイアウトの違和感が生じる、という悩みを抱えていました。
ecforceを導入することで、ブランドサイトとECカートの連携を行い、同ドメインでシームレスな世界観を作ることができ、そこに魅力を感じていただき導入に至りました。
参考 ecforceと共にD2Cグローバルスタンダードを目指すバルクオム。グロース途中のブランドがカート移行を決断した理由
弊社:
ブランドサイトをWordPressで構築し、ECカートを別ドメインで構築するケースは多いですよね。
サイトのレイアウトが変わってしまうため、カート遷移時の違和感が拭えない場合もあると、私も感じていました。
また、『CMS』と『ECカートシステム』が同ドメインで構築できる点は、非常に利便性が高いですね。
これが別ドメインですと、
- Googleアナリティクスの設定/分析が複雑になる (クロスドメイン設定等が必要)
- ECカートシステムによっては、遷移時に別タブで開いてしまうこともある
などのデメリットがあります。
最近は、ecforceに基幹システムを移行をするショップが増えているとお聞きしましたが、何故これほど伸びているのでしょうか?
真野さん:
一番の理由は、導入実績だと考えています。
BULK HOMME様を始め、EC・D2C界隈で有名な企業様に導入していただいている点が大きいでしょう。
また、ecforceに切り替えた後、売上の伸びが順調な企業様が多いことも要因だと思います。
最近では、より多くの方にecforceを知っていただくため、セミナーの開催や事業立ち上げの支援を行っています。
ecforceは圧倒的な開発スピードで、毎月新機能を平均10~20個以上リリースしているため、今後も常に最新のトレンドに合わせたアップデートをお約束します。
弊社:
ECのトレンドは常に移り変わるので、最新のトレンドに合わせた新機能のリリースはとても大きな強みですね。
ecforceを導入すると、ミニマムでどれくらいの費用がかかりますか?
真野さん:
スタンダードプラン (ミニマムのプラン) は、
- 初期費用:148,000円
- 月額費用:49,800円
対応可能量は月に2,000件と限りがありますが、スタンダードプランでも ecforceのすべての機能が利用可能です。
弊社:
ブランドサイト立ち上げの段階ではecforceを導入せず、安価な基幹システムを利用して、売上が伸びてきてからecforceに切り替えることは可能ですか?
真野さん:
もちろん可能です。
最近のご相談の中でも、かなり多いご要望になります。
現状の基幹システムの状況をご共有いただき、シミュレーション・お見積りを出させていただきます。
切り替えコストはかかりますが、ecforceに切り替えた後の利益向上でペイできると考えています。
弊社:
切り替えの費用はどれくらいかかりますか?
真野さん:
状況によりますが、およそ数百万~承っています。
都度会社様の状況に応じて、お見積りをいたします。
弊社:
切り替えの費用にかなり幅がありますが、どういった要素が関係しているのでしょうか?
真野さん:
- 事業の規模感 (顧客数)
- 顧客ステータスの種類
- 現状の基幹システムの機能が複雑か否か
等によって費用が変わります。
弊社:
昔から事業を行っている企業様ですと、独自で開発したシステムを使用しているケースも多いと思います。
『独自システム』と『クラウド上のSaaSシステム』の場合、切り替え費用にどれくらい差がありますか?
真野さん:
大体、10倍ほどは変わってきますね。
クラウド上で管理しているSaaSシステムは、切り替え実績・ノウハウがあるため、弊社側で仕様を熟知しているものが大半です。
ですが独自システムとなると、仕様が複雑なケースも多く、費用が跳ね上がってしまうこともあります。
弊社:
途中でシステムを移行する場合、切り替えコストとリソースがかかってしまうので、最初からecforceを導入したほうが良さそうですね。
真野さん:
切り替えコストは決して安いものではないので、ブランドサイトの立ち上げの段階から導入いただくことをおすすめしています。
安価なシステムを導入し、後々になって「〇〇機能が欲しい…」「〇〇はできないのか…」と不満が溜まっていくケースは非常に多いです。
「最初からecforceにしておけばよかった…」と後悔しないためにも、ぜひご検討いただければと思います。
弊社:
今後の展望 (抱負) をお伺いできますでしょうか?
真野さん:
ecforceは、常に売上最大化のためのアップデートを行っています。
- CVRを高めるためのチャットフォーム
- チャットボットによる、問い合わせ対応の自動化
- 新しい診断コンテンツ (フロントから対応可)
など、新たな施策・機能をリリースしています。
引き続き、事業者様のご要望を叶えるサービスを提供してまいります。
弊社:
これからのecforceも非常に楽しみです。
本日は貴重なお時間いただきありがとうございました!