化粧品・健康食品OEMメーカーの探し方、選定ポイントを解説

化粧品・健康食品OEMメーカー

健康食品や化粧品のD2Cを始める際には、大抵の場合は委託先のOEMを探す流れになります。
OEM工場を探し始めてから、具体的にどういった選べばいいか分からないという方は多いのではないでしょうか?

この記事では、OEM工場の選び方のポイントや探し方や具体的な手順をご紹介します。

これからOEM工場を選定しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
そもそもOEMとは何か?を知りたいという方は下記記事をご参照いただければと思います。

目次
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化粧品・健康食品OEMメーカーの探し方

D2Cブランドを立ち上げるうえで、大切なステップである『OEMメーカーの探し方』をご紹介します。

大きく分けると、下記の4つの方法が挙げられます。

  1. Google・Yahooなどで検索する
  2. ベンチマーク商品を製造所固有記号検索で探す
  3. 展示会で探す
  4. 商工会議所で紹介してもらう

1つずつ確認していきましょう。

①Google・Yahooなどで検索する

OEM工場の選び方・探し方で一番オーソドックスなのは、Googleなどの検索エンジンで調べる手法になります。

  • 「化粧品 OEM」
  • 「化粧品 OEM工場 ランキング」… など

上記のように検索エンジン上で調べると、数多くのOEM工場がヒットします。
ヒットした会社の中で対象となりそうなOEM工場をリストアップしていき、声をかけていく流れになります。

また、Baseconnect のようなOEM工場を検索するプラットフォームも存在しますので、検索条件を絞って検索したい方はご活用いただくと、お探しの条件に合ったOEM工場が見つかりやすいです。

Baseconnect

②ベンチマーク商品を製造所固有記号検索で探す

開発を考えているD2C商品のベンチマーク品が既にリストアップできているのであれば、おすすめの方法です。

「ベンチマークしている企業の商品は、どこの製造所で作られているのだろう?」と疑問に思った方も多いかと思います。

サイトを見ても記載されていなかったり、商品を実際に買ってみて商品パッケージを見ても書いていない場合は、『製造所固有記号検索』をするのがおすすめです。

下記の検索プラットフォームは、政府が運営している『製造所固有記号検索』というサイトになります。

商品の裏側を見ると、「11」や「NF」などと2桁の番号が記載されています。

その番号をサイト上で入力し検索すると、

  • 法人番号
  • 製造者又は販売者
  • 住所
  • 製造固有記号
  • 製造者の名称
  • 想像所の所在地

といった情報を見ることができ、一発で製造所を特定することが可能です。

気になるベンチマーク商品があったら、ぜひ一度検索して調べてみてみましょう。

③OEMの展示会で探す

OEMの展示会は、ジャンル問わず様々な会場で行われています。

実際にOEMメーカーが多く出展している会場に行き、候補となるOEM工場を探すのも1つの手です。

インターネット上で探すだけでは分かりづらい情報も、直接展示会に行けば様々な質問を投げかけることができるため、商品に強いこだわりがある方はぜひ顔を出してみましょう。

ちなみに、商品パッケージをこだわりたいという方は、商品パッケージの展示場もありますので足を運ぶと、一風変わったオシャレなパッケージ材に出会えるのではないでしょうか。

④商工会議所で紹介してもらう

また、地域の商工会議所に行けば、OEM工場を紹介してもらえます。

GoogleやYahooで調べた際に出てこないようなOEM工場に出会える可能性もあります。
OEM工場の選定条件が整いましたら、ご相談してみてもいいかと思います。

化粧品・健康食品OEMメーカーの選定ポイント

OEM工場の選び方・探し方は分かっても、数あるOEM工場からどのように選定すればいいか分かりかねる方も多いでしょう。

この章では、OEM工場を選定するときに見るべきポイントを確認していきます。

ポイント①:小ロットから発注可能か

インフルエンサーや芸能人、既にリストを持っている企業がD2C事業を始める場合は、小ロット数が大きくても製造は検討できます。

しかし、上記に当てはまらない企業様は、ミニマムで始めることが失敗しないための一番重要なポイントになります。

D2Cブランド立ち上げの際は、いかにミニマム(小ロット)で始めるかが大切です。
小ロットで発注することで売れ残りのリスクヘッジができます。

小ロット対応が柔軟にできるかは、まず最初に確認しておきましょう。
ロット数によって金額が変動するため、ロット数ごとの金額も合わせて確認が必要です。

<例>
・100ロット:500円
・500ロット:450円
・1,000ロット:400円

ポイント②:商品1個あたりの原価 (費用)

小ロットと並んで、最初に確認したいポイントが、商品1個あたりの原価です。

多くのD2C企業が失敗する理由で、高すぎる原価でD2Cブランドを製造してしまうということが挙げられます。
製造後の広告費や物流費などのランニングコストを考えるとなるべく商品原価は抑えるべきです。

商品1個あたりの原価は、どれくらいになりそうか必ず確認しましょう。

また、原価を抑えやすいOEM工場の特徴は『自社工場』をもっていることが多いため、「自社工場をお持ちですか?」という点も合わせて商談時に聞いてみてください。

自社工場を持っていないOEM会社は、別途工場を持っている会社に依頼をしているため、追加フィーが発生します

ポイント③:品質の高い製造工場か (GMP認定工場か)

品質の高い製造工場かどうかは非常に重要なポイントです。
品質が高いかどうかを判断する方法として、一番分かりやすいのは『GMP認証の工場』であるかどうかを確認する方法になります。

公益財団法人『日本健康・栄養食品協会』が認定している工場認定基準で、一定の品質が保証されます。

GMPの三大原則
  • 製造工程での人為的な誤りを防止します
  • 製造の汚染及び品質低下の防止に努めます
  • 個々の製品に係る品質の均質化を図ります

公益財団法人『日本健康・栄養食品協会』

『GMP認証』の他にも、『ISO認証』『HACCP(ハサップ)』『FSSC認証』なども安心材料の1つになります。

また、安心できる製造工場かどうか実際に足を運んで、工場見学をするという選択肢もあります。

特に、小さめのOEM工場に依頼するときは、品質問題で後々トラブルにならないよう、どういった環境で製造されているか見ておくといいでしょう。

私自身の経験で、依頼しようと思っていたOEM工場に足を運んだら、あまりの汚さに依頼をするのを取りやめになったという事例もあります。

ポイント④:これまでの製造実績を確認する

例えば、基礎化粧品を作りたいとなった場合、候補のOEM工場に基礎化粧品の製造実績を聞きましょう。

もし、実績がないOEM工場に依頼する場合は、もしかすると想定している商品と違うような商品が出来上がる可能性があることは念頭に置かなければなりません。

多くの実績が確認できる場合、特に大手企業のD2Cブランドを手掛けている場合は、まず品質は大丈夫だと考えていいでしょう。

製造実績として伺った商品は、先述している『製造所固有記号検索』で調べて裏付けするとなお安心です。

まとめ

いいOEM工場を選定できるかどうかで、D2C事業が成功するかどうか大きく変わります。

OEM工場の選定ポイントをしっかりと理解して、自社に合ったOEM工場を探していただければと思います。

弊社ジェネマーケでは、商品コンセプト~OEM工場やり取り、商品ローンチまで一貫してサポートしておりますので、D2Cブランド立ち上げを考えている企業様はお気軽にご相談くださいませ。

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